2023年9月4日
この1年で子どもと一緒に2つのスポーツを始めた。テコンドーとスキムボード。どちらも上手い人がやっているのを見ると自分でもできそうに見える。(参考動画:テコンドー・スキムボード)
テコンドーは、試合には勝てなくてもサッカーをやっていたので蹴る形くらいはできるかなと思っていたが、全く足が上がらず、一番基本の蹴りもまともにできない。スキムボードはジャンプなどは無理だとしても、ボードを置いて乗り込む位ならできるんじゃないかなと思っていたが、乗り込むのも恐ろしいし、勇気を出して乗り込んだとしても、派手に転んでしまう。
大人になるとできることが増えるし、できないことをあえてやる必要もなく楽しめてしまうので、「できない」が続くとつまらないかなと思っていたが、かなり楽しめている。できないと色々なことを意識するので、上手い人を観察する、疑問に思ったことを質問する、「こうかな?」と思ったことを試してみる、「何がダメだったんだろう」と考えてみる。そうしていると忙しく、全く関係ないスキマの時間にもふと頭で考えてしまう。
できることが増えるのも、もちろん楽しいが、できない時間もこんなに楽しめると思わせてくれたのはとてもありがたい。放課後に英語やMBA、サッカーを通じて子どもたちの「できないこと」と関わっているので、「できない楽しさ」も伝えられたら良いなと海で派手に転びながら思った。