英語クラスで、英語を実際に使ってもらうためにPostcrossingで子どもたちと海外の人にポストカードを出してみた。Postcrossingは世界中の人たちが登録していて、登録者の中からランダムに選ばれた人にポストカードを送ることができる。送ったカードが、受け取ったと登録されると今度は登録者の誰かからポストカードが届く。行ったことが無い国へ手紙を書くのも、思ってもない国の人からカードが来るのも面白い。
ドイツ、アメリカ、ベラルーシ、フィンランドなどへ送り、1か月位経ってカードが受け取られた後、キプロスからカードが届いた。
ヨーロッパを周遊していた時に、こんな時にしか行けないよなと思い切って行ってみた国。行ってみるまでは紛争があったと聞いたことがあるだけの鹿児島県と同じ位の大きさ、福岡市と同じ位の島国。でも行ったことがある国の中でも嫌な思い出がほとんどなく、良い思い出がたくさんできた国だった。
「ヴィーナスの誕生」ほとんどの人が教科書などで見たことがあると思うが、このヴィーナスがギリシア神話では愛と美の女神アフロディーテと呼ばれ、キプロスで生まれたと考えられている。最高の美神が生まれた地とあって、海が綺麗なだけでなく、ギリシャ文化の影響を受けた美しい遺跡は世界遺産にも登録されている。
他にも冬になると野生のフラミンゴが渡って来たり、天候も温暖で晴れの日が多くとても過ごしやすかった。ご飯も地中海料理で美味しく、物価もヨーロッパの中では安い。珍しいキプロスの名物料理もあり、カタツムリと豚の脳みそを食べたことを息子は今も自慢している。
オンラインでたくさんのことができる時代だけど、fulfilに来る子どもたちも、見聞きした情報だけでなく、実際に行ってみたり、現地の人と話したり、料理を味わったり、歩いてみたりして、それが良い思い出でも嫌な思い出でも色々なことを体感して欲しい。