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入り口に立つ人の役割

小学生には色々な世界への入り口がたくさん広がっていると思う。その入り口の先にはその道の「プロ」がいるわけだけど、その道を歩く人にとって、入り口で出会う人たちはとても重要な役割を果たしていると思う。
入り口に立つ人はその道のトッププロでなくても良いので、その道の楽しさや広がり、深さを伝える役割なのではなんてことを年末年始に考えていた。そんなタイミングで先週引退会見を行った体操の内村選手の言葉が心に残る。

そこまで技を習得できたのも、技を覚える楽しさを知っているからだと思います。技を覚えて一番うれしかった、楽しかった記憶があるのが蹴上がり。小学校1年生か入学前ですけど、僕はクラブでも技を覚えるのが遅い方だったので、蹴上がりを覚えた時の感動が今でも忘れられない。あれがあるから、500(の技)を覚える原動力になったと思うので、それが自分の礎になっているかなと。

時事通信社

体操競技で認められている約800の技のうち、500の技を覚えているという内村選手が覚えて一番うれしかったという技は「蹴上がり」という体操では基本的な技。技を覚えるのが遅かったというコメントにもあるように、後の世界チャンピオンでもその基本的な技が当時は難しかった。難しかったからこそ、できるまでが楽しく、できて嬉しかったのだろう。
そう考えるとこれから色々な道を歩いていく小学生のサポートをしていく自分は、責任がある役割だと改めて思う。自分は小学生が歩く道のトッププロではないが、その道の楽しさ、やりがいを伝えるという部分を大切にしていきたい。

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