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子どもから教わること

「大人は子どもよりも沢山のことを知っている。」

それは多分事実だろう。でも子どもからも沢山教えてもらうことがあるから面白いなぁと思う。最近も子どもの一言きっかけに沢山のことを学んだ。

「交替性転向反応」とは最近2歳の息子がダンゴムシを好きなことから学んだ言葉だ。「交替性転向反応」とは右に曲がった後には左、左に曲がった後には右に曲がるという動物にみられる習性なのだそうだ。40年近く生きてきて、ダンゴムシなんて身近に目にしていたのだから知っていてもおかしくなさそうだが、最近初めて知った。息子が家で「ダンゴムシ見たい~」と言わなければYouTubeで「ダンゴムシ」と検索することも無かったし、この言葉を知ることも無かった。

ダンゴムシのオスメスの見分け方も、数年前、当時幼稚園児だった長男に教えてもらったのだが、その長男は現在小学生。この前買い物に行った時に、「退屈だからポケモンGOをしたい」と言い出し、珍しいポケモンがいるのを見つけ、近くの神社へ。

全く知らない神社に子ども3人と訪れたのだが、ご神木の前で写真を撮る方の姿が。声をかけてみると、アオバズクというミミズクがいるとのこと。肉眼では鳩と見間違う位にしか見えないが、撮影している画像を見せてもらうとミミズクだというのが良く分かる。アオバズクは渡り鳥で夏になるとベトナムなどの東南アジアから渡ってくるのだそうだ。都会でも神社などで大木を探すと見られる鳥だというのも全く知らなかった。(妹は撮った写真をちゃっかりもらっていた。)

ダンゴムシとアオバズク。実は身近にあって興味深いことなのに気付くことなく、40年近く生きてきた。子どもの目線で動くと大人の目線では気付けないことに気付くことができる。子ども、大人といった大きなくくりだけでなく、他にも沢山の目線があって、色々な人の目線で見ると、それぞれ違った、面白い発見があるんだろうな。

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